「ものはたくさんあってもいい。そこに秩序があれば美しい。」〜猪熊弦一郎の言葉〜

037 Vintage Fur Shawl (via my closet no.15)

treasure NO.037:ヴィンテージファーショール
map :beacon's closet 
  
This is my last fur.
ファーはフェイクで。だから、このショールは私にとって最初で最後のリアルファーです。1950年代当時に作られたものだからこそ、今もずっと大切に使い続けることが出逢った運命と決めて冬の定番アイテムとして愛用中。
さて、最近、人に言われてとても嬉しかった言葉。「さちさんのファッションは自由ね~!」。日本に帰ってきてからもうすぐ2年がとうとしておりますが、ここぞというときのファッションは攻めてゆこうと決めております。先日東京でも、ふと我に返ると「あれ?浮いてない?」と思う瞬間もなくはなかったけど、でもやっぱり型にはまった日本のファッションは自分らしくない!と、強く思います。個性的に見えても、でもやっぱり○○系とグループ化されちゃう感じは面白くない。自分の着たいものを、自分らしく着こなす。あの人は素敵だな、だからあの人みたいになりたいな、ではなく、自分らしさとは何かしら?と常に内面に目を向けながら、自分なりのスタイルや佇まいを模索してゆく生き方をしてゆきたいな。NYにはそ~んなふうに生きているカッコイイ女性たちが、たっくさんいました。 ファッションだけではなくて、1人の女性の生き方として、様々なケースがあってもいいと教えてくれたのはNYでした。今から60年前に、このファーを来ていた女性と私の着こなしが違うように、1人1人の女性の生き方も違うのですから

※今回は番外編。via my closetと題しまして、私のクロゼットの中の大切な宝物たちを自分なりにスタイリングして撮影してみました。詳しくは、こちらjust thing...もご覧下さいませ。