「ものはたくさんあってもいい。そこに秩序があれば美しい。」〜猪熊弦一郎の言葉〜

006 kid's shoe tree

treasure no.006:  子供用靴の木型

ブルックリンフリーを廻る度に、いつも目がいくのが子供の足回りモノ。靴そのものだったり、この木型だったり。個人の制作活動でも、子供用の靴作りは大きなテーマでした。この世に生まれてから、自分の足で一歩踏み出す瞬間のベイビーシューズには、特別な想いがあります。いいアジの出た木の様子、雰囲気のあるスタンプ。おそらくこの木型が実際に使われていたのは1960年。部屋の片隅にポンと置いておくだけでも、なんとなくお洒落なコーナーになってしまう強者です。