「ものはたくさんあってもいい。そこに秩序があれば美しい。」〜猪熊弦一郎の言葉〜

015 Vintage pins

treasure NO.015:ヴィンテージピンブローチ
木で出来たダックスフンド、メタルで出来たクロネコとカモメ、ボロボロの騎兵隊、そしてマイケル様。何気ない無地のニットやカーディガン、ベレー帽のポイントなどに活躍するのがピンブローチ。中でも選ぶ時の注意は、見た瞬間、ふにゃ〜ってなってしまう気の抜け加減です。妙に哀愁を感じてしまったり、妙に謎めいていたり、妙にデカかったり。特にボロボロの騎兵隊は、絶妙な“くたびれ感”と“汚れ感”が、不思議と付けるだけで味のあるコーディネイトになったりする優れもの。もっともっと年をとってから、もっともっと出番が多くなる子達なんだろうなあ〜。こういうのを胸元にちょっと付けてるおばちゃんになっていたいものです。余談ですが、マイケル様は付けていると必ず、「お!あなたもマイケルファン?」と聞かれるのですが、「いやあ。人並みに。」と答える程度の情熱です。これを見つけたのはブルックリンフリーにて。ヴェンダーの親父が、「姉ちゃん!これレプリカじゃないよ!オリジナルだからね!」と謎の一言。誰でも作れそうな缶バッヂにレプリカもオリジナルもあるものでしょうか?????きっと亡くなった後の大フィーバー後に作られたものではなくて、当時に作られたということを言いたかったのかしら。まあ、私には“人並み程度”のマイケル熱しかありませんが・・・。